手指の靱帯・腱損傷および骨折における後遺障害について2

手指の靱帯・腱損傷および骨折における後遺障害について2

2 合理的な解決のためには

手指の靭帯・腱損傷および骨折は専門性が高いため,専門外のお医者さんだと見落とされる可能性があります。
そこで,交通事故により手指を負傷し,痛みが強い場合は,受傷後2カ月以内に専門医の診断を受ける必要があります。
弊所では,医療コーディネーター等との協力体制を築いているため,専門医を紹介することができます。
専門医の優れた手術と後療法がなされれば,多くは後遺障害を残すこともなく治療が完了します。
もっとも、交通事故ですから,不可逆的な損傷で後遺障害を残すこともあります。
そうであっても,ゆっくりと治療を続けることなく早期社会復帰が実現できたことは事実です。
これは大いに評価できることだと思います。

3 後遺障害について

手指の機能障害の認定基準が相当に難しいことはで説明したとおりです。
また,手指の可動域制限の計測は煩わしい作業で,正確に計測できない現実があります。
それゆえ,後遺障害等級認定を受けるためには,受傷後2カ月以内に専門医の診断を受けることが何よりも重要です。

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