肘頭骨折 (ちゅうとうこっせつ)

肘への衝撃により骨折が生じますが、肘頭骨折とは、橈骨ではなく、尺骨の遠位端部の骨折です。

また、肘頭は、上腕三頭筋により上方へ引っ張られているので、骨折により転位が生じます。

痛みや腫れが生じ、肘の可動域制限と異常可動がみられ、単純XP撮影で骨折が認められます。

骨折した肘頭の骨の欠片が多数のときは、AOプレートを用いて固定されています。

 

転位の少ないものは肘関節を90°曲げた状態で4週間程度のギプス固定が行われ、転位の大きなもの、粉砕骨折では、オペの適用です。

 

髄内釘・螺子による固定、フックプレートによる固定、Kワイヤーを8の字状に締結する引き寄せ締結法、Zuggurtung法が行われています。

関連記事はこちら

交通事故・無料相談 弁護士法人前島綜合法律事務所

事務所概要
  • 本厚木駅前事務所

    本厚木駅 徒歩0
    〒243-0014
    神奈川県厚木市旭町一丁目27番1号
    後藤ビル2階
    TEL:046-229-0905
    FAX:046-229-0906
  • 相模大野駅前事務所

    相模大野駅 徒歩3
    〒252-0303
    相模原市南区相模大野4丁目5番5号
    相模大野ロビーファイブ2階D棟204
    TEL:042-749-1138
    FAX:042-749-1139